私が入社したきっかけは、ホーム見学で目にした先輩社員の姿でした。みなさん本当に生き生きとして、笑顔で働いていて、「自分もこんなふうに働きたい」と思ったのです。入社してみてもその印象は変わりませんでした。先輩社員から新入社員まで、皆が「お客様の笑顔と幸せ」を大切にしているからだと思います。同じ想いを持つ仲間と働くことができてうれしいです。ホーム長として、この理念をスタッフひとりひとりに伝えていくことが役割だと思っています。
Interview
ホームの“色”を
一からつくる
ホーム長
2011年新卒入社
ニチイホーム杉並松庵
秋谷 泉樹
会社説明会で先輩社員のイキイキとした仕事ぶりを聞き、「自分もお客様を笑顔にしたい」と入社。介護職・人事を経験し、ホーム長に。
経歴
2011年4月
ニチイホームたまプラーザ 配属
2013年4月
ニチイホーム柏の葉 異動
2014年1月
介護サブチーフ 昇進
2016年4月
介護チーフ 昇進
2017年5月
本社 人事部人事採用課 異動
2019年4月
課長代理 昇進
2019年10月
ニチイホーム北浦和 ホーム長 昇進・異動
2021年4月
ニチイホーム墨田 異動
2022年8月
新規オープンのニチイホーム杉並松庵へ
ホーム長として異動
ひとつのホームを任されているので、まるで経営者のよう。経営視点やマネジメント力など、さまざまな力を磨くことができますよ。
ヒト・モノ・カネでホームを支える
お客様や働くスタッフといった「ヒト」、建物や備品などの「モノ」、売上やコストの「カネ」。この3つを管理することで、快適なホームをつくり上げるのがホーム長の役目です。
ホームの役割は、お客様に「ここに入居してよかった」と思っていただくことです。そのためには、3つの管理が欠かせません。スタッフが生き生きと働ける環境を整えること、お客様が安心して過ごせる設備を揃えること、会社が続いていくためにきちんと収益を上げること。お客様のために、さまざまな視点からホームを見つめています。
大切にしていること
ホームの状況に合った
マネジメントを
ホーム長として3つのホームを経験してきました。一つとして同じホームはなく、それぞれに「色」があります。歴史の長いホームなら順応する必要がありますし、立ち上げの場合は一から雰囲気をつくっていくことになります。スタッフの意見に耳を傾けながら、どうホームをつくり上げていくのかが、ホーム長の大変なところでもあり、醍醐味です。
ホームの根幹は“ヒト”
いろいろなホームを見てきて、ホーム長とスタッフとのコミュニケーションが円滑なホームは、お客様やご家族の満足度が高いように感じています。お客様を支えるのはスタッフですから、ちょっとした言葉や顔色など、スタッフの動向には特に目を配るようにしています。スタッフとのコミュニケーションが取りやすくなるように、ホームの動線を変更したこともありました。
やりがい / 目標
自分だからこそ
できることを
もともと人が好きなので、周りの人の反応が励みになっています。お客様やご家族から「いつもありがとう」「ここに入居して良かったです」といったお言葉をいただくと本当にうれしいです。また、面接で想いを語ったスタッフがホームで生き生きと仕事をする姿を見ると、ホーム長としてやりがいにつながります。そういうやりとりが「もっといい仕事をしよう」というモチベーションになっています。
介護職、人事、そしてホーム長と、現場と本社をどちらも経験し、さまざまなホームを見てきました。ひとつのホームしか知らないスタッフも多いので、彼らに他ホームのことを伝えることで視野を広げ、皆でより良いサービスを提供していきたいです。
「とにかく家に帰りたい！」とおっしゃるお客様がいらっしゃったので、ご家族と相談し、ご自宅で半日過ごしていただきました。するとお気持ちが落ち着いたのか、その後はホームで穏やかに過ごされています。お客様の気持ちに沿ったケアの大切さを改めて感じた出来事でした。
※2023年7月取材当時の内容です